切手 【きって】
「郵便切手」の略。 
郵便切手は、郵便料金を前払いしたことを示すための印刷物で、現在の日本では 日本郵便が発行し、郵便局などを通じて販売しています。
 「切手は有価証券」といわれることがありますが、日本の法令が定める有価証券ではなく、 あくまでも郵便料金の
支払いのために発行されるものです。
19世紀以前の旧式郵便 (日本での飛脚) の制度では、料金は受取人払いが主流でした。
この方式を、差出人が前払いする新式郵便に変えるにあたって、切手が導入されています。
 切手をはった郵便物は、それを差し出した時点で「料金を前納した」と扱われる制度になっているので、
あらかじめ切手を買っておけば、郵便物を差し出すたびに現金で料金を支払う手間が省けることになります。
これによって、無人のポストからでも郵便物が差し出せ、広く郵便を利用しやすいものにしているわけです。 
※普通切手