世界切手国めぐり
アルバ
ベネズエラの沖合には3つのオランダ領の島が並んでいますが、その西端の島がアルバ。200ku余の小島ですが、7万人近い住民が暮らしています。 1985年までキュラソーやボネール、さらにはリワード諸島のサバなどの小島とともに、《オランダ領アンチル諸島》として、オランダの自治領を構成していました。しかし、キュラソー島優先の自治政府の施策に反発し、1986年から独自の自治領となりました。 そのため、《ARUBA》の表記のある独自の切手を発行しています。様式はオランダやオランダ領アンチル諸島と似ており、毎年、児童福祉のための寄付金付き切手が発行されることなども共通しています。 ベネズエラからの石油精製が大きな産業ですが、切手でも紹介されているように、熱帯の比較的乾燥した気候を利用したアロエベラの栽培も知られています。近年は観光産業も伸びてきました。 アフリカからの黒人奴隷の子孫が多数を占め、公用語はオランダ語ですが、パビアメント語と呼ばれるスペイン語を中心とした独特の混成語が日常的には使用されています。 |
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カーニバル 小型シート/アルバ | ||||
カーニバル・クイーンを乗せた山車、ダンサーたち。 カリブ海に浮かぶオランダ自治領の島アルバのカーニバル55年記念。 |
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