初日カバーのミニ知識
初日カバーとは、切手発行当日の日付印を押した(初日押印)封筒のことです。
はがきを使った場合は「初日カード」となります。英語ではFirst Day Cover 略してFDCとよびます。
 一般には切手に関連したカシェ付きの横型の洋式封筒を使います。日本では初日押印用に初日印 や、特印が用意されています。→ 初日カバー参照
●カシェ(仏語cachet)・‥FDC用封筒の余白に描かれた、切手に関連した絵や文字のことです。
●初日印(初日用通信日付印)‥・切手やはがきの発行日に使われる、特別日付印(差出人の希望で 記念のために
 押される消印)のことです。
  印影にハトのマークが入っているのでハト印(時間表示は8-12のみ)ともよびます。丸型ハト印、欧文ハト印、
 機械ハト印、絵入りハト印が使用されています。他に、風景印、小型印、特印などでも使用開始日の消印ならば
 「初日印」となります。 
●特印(特殊通信日付印)‥・全国的な記念行事や、記念切手発行時などに使用される絵入りの特別 日付印です。
 直径36ミリで茶褐色です。押印機を使った機械特印も使用されています。 
●風景印(風景入り通信日付印)‥・郵便局管内の名所などを描いた、絵入りのゴム印のことです。
●小型印(小型記念通信日付印)・‥直径32ミリで地方的な記念行事の際に一定期間使用されます。