裏糊 【うらのり】
切手の裏面についている糊。ガム〔gum〕。明治・大正時代の切手の裏糊はアラビア・ゴム糊。 
昭和に入りデキストリン糊が開発されたため、これとアラビアゴム糊を混合して改良のり(AD糊)が、
 裏糊として使用されるようになった。
 戦後、さらに改良が加えられるとともに、合成樹脂のポリビ二ール・アルコール(PVA)を裏糊として使う研究が
行われ、1962年(昭和37)から実用化された。現在もPVA糊が使われている。