戦後75年・手紙が語る戦争の記憶 戦争と郵便

手紙というタイムカプセルが映しだす戦争の時代を生きた人々のリアルな姿
今年は昭和20年の終戦から75年に当たります。それはまた、日本の近代対外戦争である日清戦争から太平洋戦争までの、“戦争の時代”の終結から75年が経過したことでもあります。
この機会に、切手の博物館では戦争の時代を振り返り、そこで郵便になにが託されたかを、実際の通信文で辿る書籍を企画しました。取り上げたものは、主として日清戦争以来の軍事郵便ですが、戦争に関わりを持つことになった一般の郵便も含まれています。
私たちは日本近代の歴史を知識としては知っています。しかし、手紙の文面を辿るとき、そこには戦争の時代を生きた人々の一瞬一瞬のリアルな姿が、歴史的事実とともに浮かび上がってきます。出征、従軍、会戦、そして家族への切なる思い…。手紙とは、まさしく時代を語るタイムカプセルに違いありません。
■切手の博物館刊
■監修/執筆:玉木淳一・片山七三雄・森下幹夫
■2020年7月25日発行
■B5判変形・並製/96ページ/オールカラー
今年は昭和20年の終戦から75年に当たります。それはまた、日本の近代対外戦争である日清戦争から太平洋戦争までの、“戦争の時代”の終結から75年が経過したことでもあります。
この機会に、切手の博物館では戦争の時代を振り返り、そこで郵便になにが託されたかを、実際の通信文で辿る書籍を企画しました。取り上げたものは、主として日清戦争以来の軍事郵便ですが、戦争に関わりを持つことになった一般の郵便も含まれています。
私たちは日本近代の歴史を知識としては知っています。しかし、手紙の文面を辿るとき、そこには戦争の時代を生きた人々の一瞬一瞬のリアルな姿が、歴史的事実とともに浮かび上がってきます。出征、従軍、会戦、そして家族への切なる思い…。手紙とは、まさしく時代を語るタイムカプセルに違いありません。
■切手の博物館刊
■監修/執筆:玉木淳一・片山七三雄・森下幹夫
■2020年7月25日発行
■B5判変形・並製/96ページ/オールカラー