世界切手国めぐり
アゾレス
ポルトガルの西方、約1500kmの大西洋に浮かぶ九つの火山性の島々がアゾレス。 ときに、大西洋のハワイとも呼ばれますが、緯度的には日本の東北地方にあたります。しかし景観的にはむしろ亜熱帯的で、冬も平均気温が14度程度。 霜も平地では降りません。この海域を、メキシコ湾からの暖かい北大西洋海流が流れているためです。 最後の植民地大国といわれたポルトガルも、1974年のクーデター以来次第に民主化が進み、次々と植民地の独立を認めてきました。 しかし、本国からの移住者の多いこの島は、一定の自治権を獲得しながらも、本国の一部としてとどまっています。 切手に見られるように、ポルトガル語では島名をAヌORESと綴り、アソーレスと読みます。Cについたネズミのしっぽのような記号は“セディーリャ”。 フランス語の“セディーユ”と同様、Sの発音になるからです。 バナナやオレンジの実る2300ku、沖縄県ほどののどかな島々ですが、戦略上の要衝のため、第2次大戦中から米軍基地が設けられ、 現在も、サンタマリア島には著名な空軍基地があります。 1868年に一番切手が発行されて以来、1930年までの400種は、いずれも本国切手への加刷や共通図案など、地味なものばかり。 その後、本国の切手が使われていましたが、1980年の発行再開後は、島々を紹介する美しいものが見られるようになりました。 |
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ピーコ島のブドウ畑文化の景観 4種 | ||||
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