世界切手国めぐり
オルダニー島

イギリスをフランスから隔てる海をイギリス海峡と呼んでいますが、そのフランス寄りにある一群の小島がチャネル諸島。日本では《海峡諸島》とも呼び、グワーンジーとジャージーの二つの島が中心です。 そのグワーンジー島の北東20数kmに浮かぶ面積僅か8ku足らずの小島がオルダニー島。2000数百の人が暮らしています。オルダニー種の乳牛で知られていましたが、今では観光が中心です。 1969年に英国郵政が公社化されたとき、グワーンジーとジャージーはそれぞれ独立した郵政をもつこととなり、以後いずれも独自の切手を発行してきました。しかし、1983年からは《ALDERNEY,BAILLWICK OF GUERNSEY》の標示のあるローカル切手を発行しています。 かつてチャネル諸島はいずれも英国にとって国境守備の最前線。実際、第二次世界大戦では全島がナチス・ドイツに占領され、その際、占領切手も発行されました。オルダニー島にも古くからいくつかの要塞が建設されていましたが、今では昔を偲ぶ観光資源の一つとなっています。 オルダニーの切手は、島の風景や動植物をはじめ、地理や歴史を紹介したものが中心です。なお、スコット・カタログでは、これらの切手は、英国(Great Britain)の項に《GUE-RNSEY》の地方切手として掲載されています。 |
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ラムサール条約/海辺の動植物 6種シート | ||||
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