世界切手国めぐり
ペンリン島

クック諸島の最も北にあるペンリン島は、別名トンガレヴァ島とも呼ばれています。 クック諸島の他の島々と同様、19世紀末に英国の領土となりましたが、 1901年にニュージーランドに移管されます。面積7kuの典型的な環礁で、以前、 切手で全景が紹介されたことがありました。 主としてポリネシア系の人たちが住み、ココヤシの栽培でコプラをとるほかは、ほとんど自給的な生活をしています。ここでは、収集家向けの切手が、ほとんど唯一の安定した“生産物”といえそうです。 切手はニュージーランド領となった翌年の1902年に、ニュージーランド切手に島名と額面を加刷したものが発行されました。 その後、1920年代にクック諸島の共通図案ながら、島名の入った正刷切手が発行されます。しかしその後は'32〜'73年まで40年間はクック諸島の切手が使用されていました。ところが、'73年からはペンリン島を中心とした北クック諸島の郵政区で、再び独自の切手が発行されるようになります。 英国のロイヤル・ファミリーと、毎年、クリスマス切手として宗教画を中心とした泰西名画が多いのは、クック諸島に共通した傾向です。 |
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世界自然保護基金/クロサギ4面シート×4 | ||
1種ずつを4枚田型で収めるシート×4。 |
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