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郵趣ブック

切手や郵便の知識を深め、楽しくためになる書籍です。
図案、発行国、消印(スタンプ)、歴史、データ集など、いろいろな切り口で切手・郵便を語る書籍たちです。時を忘れ読みふける1冊に出会えます。

絵葉書と切手で知るクリスマスの世界
8066
販売価格(税込): ¥1,650
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11月20日新発売!

切手やカード、封筒など多種多様なモノを通して語られる「クリスマス」の知られざるエピソード!


クリスマスについてのさまざまな知識や裏話などを、アンティークなクリスマスカードや切手をはじめ、初日カバーや実逓カバー、記念消印、特殊消印(ファンシーキャンセル)、メータースタンプなど多種多様なマテリアルでご紹介!

本文内容

☆第1章「クリスマスのひみつ」
キリストが生まれたのは馬小屋じゃない?

☆第2章「みんなのともだち サンタクロース」
もう千変万化なサンタ!

☆第3章「空を飛ぶトナカイ」
トナカイはそりを引けるのか?

☆第4章「北の国からメリークリスマス!」
北欧に伝わるクリスマスのルーツ!

☆第5章「クリスマスツリーのひみつ」
戦争が広めたツリー?

☆第6章「クリスマスに登場する動物」
あれもこれも、みんな集まれ!

☆第7章「クリスマスの食べ物」
日本ではチキン、でも北欧では?

☆第8章「クリスマスに登場するアイテム」
ツリーによく飾られるものです!

☆第9章「カードと切手で楽しむクリスマス」
クリスマスカードの始まりって?

■木村正裕・著
■切手の博物館刊
■2023年11月20日刊行
■B5判変形/並製・112ページ/オールカラー

※画像は作成途中の見本です。
絵はがきから鉄道切符まで 紙モノ・コレクション大百科
8062
販売価格(税込): ¥1,650
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絵はがき、マッチラベル、メンコ、ぽち袋、箸袋、花札、鉄道切符まで、“紙様”満載の一冊!
多ジャンルの紙モノ・コレクションを一挙大公開!

紙モノ・コレクションを“紙様”と仰ぎ、紙モノならばなんでも集めてしまうコレクター、三遊亭あほまろさん。「山のアナアナ…」で一世を風靡した三代目三遊亭圓歌師匠の弟子であるのですが、落語家でなく落語批評家にして、本業は紙モノ収集家。絵はがき、缶詰のラベル、マッチラベル、封印シール、箸袋、メンコ、薬のパッケージ、ぽち袋、花札、そしてありとあらゆる鉄道関連の紙モノに至るまで、驚異の収集守備範囲を誇ります。

2006年以降、現在に至るまで、「スタンプマガジン」誌の連載として、その膨大なコレクションの紹介を続けており、今回の本はそれらの連載をぎゅっと圧縮した、圧倒的に密度の濃い内容となっています。コレクションの年代は、明治中期から昭和30年代のジャンルを問わない紙モノ。祖父から受け継いだ紙モノを基礎に、自らの収集癖によって積み上げてきた二代にわたるコレクションの全貌を注ぎ込んだ本書は、収集家必見の一冊です。

■切手の博物館刊
■三遊亭あほまろ・著
■2020年11月15日発行
■B5判変形・並製/112ページ/オールカラー
祝祭の京都
8627
販売価格(税込): ¥1,650
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大正・昭和の大礼やさまざまな博覧会、祇園祭、葵祭など古くから伝わる祭礼を題材にした、明治〜昭和初期の京都の絵葉書を多数収録。当時の古写真、パンフレット類なども収録し、祝祭やイベントから京都近代の姿をたどる。

■森安正・生田誠・高田聡・編
■京都絵葉書研究会刊
■2019年12月1日発行
■B5判・並製/90ページ/オールカラー
信州の鉄道絵葉書帖
8620
販売価格(税込): ¥1,650
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長野県ゆかりの鉄道絵葉書183点を集成!貨客を運び、長野県の発展に寄与した大小の鉄道。廃線を含む、懐かしい往時の姿を今に伝える貴重な絵葉書を、鉄道史研究の第一人者による解説とともに収録。 鉄道ファンのみならず、信州の歴史研究にも必携の1冊。

■白土貞夫・編
■しなのき書房刊
■2019年7月8日発行
■B5変形判/並製/220ページ
歌い踊る切手 古典芸能トリビアBook
8189
販売価格(税込): ¥1,650
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歌舞伎がわかる!能・浄瑠璃・雅楽がわかる!
身近な切手を通して、今日からあなたも芸能通!

日本の数々の古典芸能切手を取り上げ、バラエティ豊かな芸能写真を随所に配したぜいたくな1冊。著者は横浜能楽堂芸術監督にして切手収集家の中村雅之さん。切手を通し、うんちくに富んだやさしい語り口で、古典芸能のトリビアを披露します。一読すれば、劇場に行きたくなること間違いなし!

■切手の博物館刊
■中村雅之・著
■2019年10月25日発行
■B5判変形/並製96ページ/オールカラー
ビジュアル世界切手国名事典 アジア・オセアニア編
8182
販売価格(税込): ¥1,650
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「この切手はどこの国の?」「どんな国で発行されたの?」
世界の切手を集めているとぶち当たる、そんな素朴なギモンにお応えできる「ビジュアル世界切手国名事典」第2弾の登場です!今度はアジアとオセアニアの55の切手発行国と地域を収録。国名表記を手がかりに、美しい切手を眺めながら、いざアジア・オセアニア大旅行へ出発!

昨春、まったく新しい外国切手のガイドとして刊行され、大好評をいただいた「ビジュアル世界切手国名事典ヨーロッパ・アメリカ編」。その続巻「アジア・オセアニア編」が5月1日に刊行されます。「アジア・オセアニア編」は一見、私たちになじみのある国々のように思えますが、いざその切手発行の概要となると意外に知らないことが多いものです。そのうち、アジア編は日本、中国などの「東アジア」、マレーシア、ベトナムなどの「東南アジア」、またアフガニスタン、インドなどの「南アジア」に地域を分けて、アルファベット順の採録となっています。「ヨーロッパ・アメリカ編」「中東・アフリカ編」とともに、どうぞご活用ください

■板橋祐己・著
■日本郵趣出版刊
■2014年5月1日発行
■A5判・並製/112ページ オールカラー
昭和切手少年
8149
販売価格(税込): ¥1,650
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2012年4月27日<スタンプショウ2012>会場での泉麻人×みうらじゅんスペシャルトークショー動画公開中!(外部リンク)
※照明設定により画像が暗いことをご容赦下さい。

作家・コラムニストの泉 麻人さんが、月刊誌スタンプマガジンに2年間にわたって執筆した大好評連載「イズミ少年の切手日記」。この連載をまとめ、さらに新たな書き下ろしを加えた待望の単行本ができました!
東京オリンピック、大阪万博、鉄腕アトムに8マン・・・高度成長期を過ごした世代にとって"切手"ほど懐かしいアイテムはありません。切手ブームの黄金期に"切手少年"だった泉さんが、胸躍らせた切手収集体験を思い出と共に綴った本書は、古き良き昭和への懐かしい共感を呼び起こします。

◇第一章:名品切手の思い出「ぼくも、みんなも、切手が好き」
◇第二章:昭和を切手でたどる「僕と切手と昭和の時代」
◇第三章:切手集めに熱中した体験を語る「切手少年・マニアック道」
以下は単行本のみの収録
◇第四章:郵便局を訪ねる「思い出の風景印巡り」
◇第五章:「泉 麻人×みうらじゅん スペシャル対談」

■泉 麻人・著■日本郵趣出版刊■2011年12月27日発行■A5版・並製/176ページ(内カラー16ページ)

昭和のおもひでコーナーはこちらへ
風景スタンプ ぷらぷら横浜
8148
販売価格(税込): ¥1,650
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郵便局を巡ると、知らない横浜が見えてきた。
●みなとヨコハマ散歩
●旧東海道の面影をもとめて
●金沢八景をめぐる
●昭和レトロの街

■古沢保・著
■日本郵趣出版刊
■2011年7月28日発行
■A5判・並製/96ページ
おうちで日本美術館
8147
販売価格(税込): ¥1,650
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スタンプマガジン人気掲載「切手とミュージアム・グッズで楽しむ素晴らしき日本美術の旅」、ご要望にお応えし、単行本として刊行!

■田辺龍太・著 ■日本郵趣出版刊 ■A5判/88ページ(カラー48ページ) ■2010年6月刊行
知られざる 前島密
8373
販売価格(税込): ¥1,650
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前島密翁没後90年記念出版。郵便報知新聞の発刊、陸軍元会社(現日本通運株式会社)の創立の発案、東京専門学校(現早稲田大学)や北越鉄道の創立など、郵便事業の創業以外にも、偉大なる業績の数々を残した前島密。その知られざる姿を豊富な資料とともに紹介する一冊。 
■小林正義・著■郵研社刊■2009年4月発行■四六判/並製・296ページ
本当は恐ろしい! こわい切手
8675
販売価格(税込): ¥1,760
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怖〜い切手、大集合!

怨霊、ゾンビ、鬼、そして人間の闇、古今東西の奇妙な切手を集めた一冊。切手はよく「きれい」「かわいい」と言われるが、この本ではあえて“怖い”という人間の感情に刺さるモノをピックアップ。それぞれの切手には、いずれも世に出るだけの理由があり、切手に描かれた題材の歴史的・文化的・社会的背景を探ると、そこからさまざまなドラマが立ち上がる。

■内藤陽介・著
■ビジネス社刊
■2022年7月20日発行
■四六判/並製・216ページ
戦後75年・手紙が語る戦争の記憶 戦争と郵便
8061
販売価格(税込): ¥1,760
在庫: 売切れ
手紙というタイムカプセルが映しだす戦争の時代を生きた人々のリアルな姿

今年は昭和20年の終戦から75年に当たります。それはまた、日本の近代対外戦争である日清戦争から太平洋戦争までの、“戦争の時代”の終結から75年が経過したことでもあります。

この機会に、切手の博物館では戦争の時代を振り返り、そこで郵便になにが託されたかを、実際の通信文で辿る書籍を企画しました。取り上げたものは、主として日清戦争以来の軍事郵便ですが、戦争に関わりを持つことになった一般の郵便も含まれています。

私たちは日本近代の歴史を知識としては知っています。しかし、手紙の文面を辿るとき、そこには戦争の時代を生きた人々の一瞬一瞬のリアルな姿が、歴史的事実とともに浮かび上がってきます。出征、従軍、会戦、そして家族への切なる思い…。手紙とは、まさしく時代を語るタイムカプセルに違いありません。

■切手の博物館刊
■監修/執筆:玉木淳一・片山七三雄・森下幹夫
■2020年7月25日発行
■B5判変形・並製/96ページ/オールカラー
日本の郵便と歩んだ井出家五代
8186
販売価格(税込): ¥1,760
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五代にわたって受け継がれてきた地方郵便史の貴重な資料を一挙公開!

長野県佐久地方、山梨県との県境にほど近い海ノ口郵便局。明治7年の開局以来、井出家の五代にわたって受け継がれてきた数々の郵便資料を、一挙に公開します。

海ノ口の郵便取扱役に突然任命された初代局長・井出三蔵。初代が筋道をつけた郵便業務を拡大していった二代局長・善平。戦争の時代を郵便と過ごした三代局長・正水。戦前昭和と戦後の郵便を支えた四代局長・正武。そして、その歴史を語る五代・新九郎。

本書では初代〜三代までの郵便資料を取り上げ、各時代の郵便諸制度と資料を絡めつつ、郵便の歴史を紡いでいきます。新発見の不統一印、貴重な記番印のエンタイア、初期の訴訟書類、二重丸型印から丸一型印への移行を示す日付印検査簿等々、地方郵便史の実態を示す資料の数々。ぜひ、収集家の皆さまにご覧いただきたい1冊です。

■切手の博物館 刊
■2018年3月25日発行
■B5変形判/並製80ページ/オールカラー
ビジュアル世界切手国名事典 中東・アフリカ編
8183
販売価格(税込): ¥1,760
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【読んで楽しい見て楽しい外国切手ガイド、いよいよ完結!】

「この切手はどこの国の?」「どんな国で発行されたの?」
世界の切手を集めているとぶち当たる、そんな素朴なギモンにお応えできる「ビジュアル世界切手国名事典」第3弾、いよいよ完結編です!
今度は中東とアフリカ計73の切手発行国・地域を収録。国名表記を手がかりに、美しい切手を眺めながら、中東・アフリカ諸国をのんびり、ぶらぶらしましょう

■板橋祐己・著
■日本郵趣出版刊
■2014年9月1日発行
■A5判・並製/120ページ オールカラー
キノコ切手の博物館
8162
販売価格(税込): ¥1,760
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128ページ総カラーで見せる、愉快で奥深いコレクション
様々なテーマや切り口でキノコ切手の魅力を伝える本。この一冊で、世界のキノコ切手のあらゆる姿を概ねご理解いただける、さながら博物館に沢山のキノコ切手を展示し、来館者がこれを観覧するといったイメージで楽しめるものです。著者の愛情あふれるコレクションの選りすぐり。

■石川博己・著
■日本郵趣出版刊
■2013年10月10日発行
■A5変型判・並製/128ページ(オールカラー)
風景印散歩  東京の街並再発見
8134
販売価格(税込): ¥1,760
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周到に準備したはずなのに、なぜか行く先々でおこる数々のハプニング! 風景印を求めて銀座、浅草、柴又へ…と街歩きするユニークな風景印集印旅行記です。数々の風景印に加え、集印の様子の写真や、訪れた風景印使用局のお役立ちマップ・郵便局所在一覧も掲載。集印手引書として、これから風景印を集印する方にもお勧めの一冊です。
■2003年8月刊行 A5判・184ページ
■古沢 保 著 日本郵趣出版刊
世界鉄道切手夢紀行
8422
販売価格(税込): ¥1,870
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切手ビジュアルトラベル・シリーズ第3弾!

お待たせしました!「鉄道切手夢紀行」世界編刊行です!!
人気鉄道写真家・櫻井寛が世界の鉄道を写真と切手で巡る夢紀行!

シリーズ第2弾「日本鉄道切手夢紀行」では、櫻井さんの写真と紀行文、そして鉄道切手で、新幹線からローカル線まで全国津々浦々を巡り、巻末「全国駅弁ベスト10」は話題となりました。

あれから2年、続編となる本書は、これまで92カ国を乗って、撮って、食べた櫻井さんが、皆さまを憧れの世界鉄道の旅にご招待。夢紀行の始発は、鉄道発祥の地・ロンドンから。ドーバー海峡を渡るユーロスター〜超特急TGV〜豪華列車オリエント急行と花形が続いた後は世界各地を回り、魅惑の「ヨーロッパ世界遺産の旅」に入ります。

巻末では「世界の食堂車&駅弁ベスト20!!」と、楽しみは終点まで尽きません。写真をワイドに配した本文ページも多数掲載! 臨場感溢れる夢紀行を存分にご堪能ください。

■櫻井寛・著(写真/文)
■日本郵趣出版刊
■2017年8月15日発行
■A5判/並製128ページ/オールカラー
風景印でめぐる江戸・東京散歩
8165
販売価格(税込): ¥1,925
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150年の時空を超えて、東京の街角に江戸がよみがえる!
スタンプマガジン誌の人気連載が単行本に!

風景印と浮世絵に導かれ、江戸〜東京の時代をさかのぼる街歩きの楽しさを満喫!本書は、切手にも多く登場している広重の名作「名所江戸百景」と風景印を対比しながら東京を歩くという、非常に贅沢な1冊。

広重の足跡を辿りつつ、日本橋から江戸城(皇居)へ散策、上野から浅草、隅田川を漫歩、さらに北東へと南西へと東京郊外にまで足を伸ばし、江戸名所の数々を訪問。この風景印歴史散歩、風景印収集の第一人者である著者、古沢さんが切り開いた、浮世絵+切手+風景印のマッチングの妙が味わえる“風景印の新分野”といえましょう。

これまで50回を超える連載から25景を抜粋し、追加取材を敢行。楽しい新ネタを満載し、文章も大幅加筆・改稿、新たな写真図版も追加して、すべてカラーで展開しています

■古沢 保・著
■日本郵趣出版刊
■2015年11月15日発行
■A5判・並製/128ページ/オールカラー
ふるさと切手+風景印マッチングガイド
8163
販売価格(税込): ¥1,925
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【風景印の達人が伝授!ふるさと切手と風景印を楽しむためのガイド本!】
今までの風景印・風景スタンプ収集に代わる新しい楽しみ方、それが切手+風景印のマッチング収集。切手女子も大注目のニュートレンドを第一人者、古沢 保さんがガイドする初めての本!今回はふるさと切手をピックアップ!

「風景印=風景スタンプ」とは、日本全国の郵便局のおよそ半数、約1万2千局が常備するスタンプ=消印で、局が所在する地方の名所旧跡、特産品、著名人などを図案にしたものです

■古沢 保・著
■日本郵趣出版刊
■2014年3月25日発行
■A5判・並製/128ページ
関東大震災 −郵便と資料が物語る100年前の大災害−
8167
販売価格(税込): ¥1,980
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9月1日新発売!
100年前、未曾有の大災害を生き延びた人々の生々しい言葉が伝える「関東大震災」!


1923年9月1日午前11時58分。南関東を中心に甚大な被害をもたらした関東大震災から、今年で100年を迎えます。当時の被災者たちの生々しい手紙や各種資料を通し、今までにない新たな視点で、未曾有の大災害のリアルな姿を振り返る書籍が誕生しました。

関東大震災に関する大正末期のさまざまな官公庁資料や、被害を克明に追った新聞・雑誌類、真に迫る図絵、そして市井の人々の“ 生の声”といえる数多くの手紙…これらを資料として、本書は6つの章により、「関東大震災」の姿を浮き彫りにしています。

■第1章「郵便が物語る関東大震災の1ヵ月」
なんと大震災発生直後に差し出された手紙(9月1日午後7〜8時に引受)から、翌日、翌々日、3日後、5日後…と、ほぼ1ヵ月間に差し出された郵便物を、その文面とともに時系列で紹介して行きます。被災した人々が発信した“震災ドキュメンタリー・レポート”といえるでしょう。また、地震翌日からの配達や、被災者への救済措置(無料電報・罹災郵便等)をとった郵便局の対応も、これらの郵便物から読み解いて行きます。

■第2章「絵はがきで見る関東大震災」
■第3章「関東大震災を描く大判図」

臨場感あふれるビジュアル資料、「絵はがき」と「大判図」で関東大震災の被災状況を解説します。現在はテレビ中継やインターネットで、事故や災害のニュースをリアルタイムで知ることができますが、当時の重要なビジュアル・コンテンツは、「絵はがき」や石版で印刷された「大判図」でした。廃墟と化した帝都・東京、天にも届く火炎の大竜巻。当時としては最速の視覚情報が全国へ周知され、さらには100年後の私たちにとっても貴重な歴史資料となっています。

■第4章「生活への影響・混乱」
国が発行した壁新聞や公的な文書・書類といった文献資料を中心に、生活への影響と政府の対策をまとめました。ちょっと珍しい資料に、「天皇陛下からの恩賜金の告示」があります。実は明治以来、現在も大災害の折には、天皇陛下から恩賜金(お見舞金)が届けられているそうです。

■第5章「郵便などへの暫定対応」
地震によって印刷局も在庫の切手も焼けてしまったため、暫定で発行された震災切手やはがき、印紙について、未使用・使用例・シート・エラー等をバラエティ豊かに紹介。また、大部分が焼失したことで不発行となり、ごくわずかに現存する稀少な「東宮御婚儀記念切手」についても解説しています。

■第6章「関東大震災からの復興」
大震災からの復興がテーマです。標語印や、焼け野原を新たに区画整理し直した地図、そして12年後に開催された「復興記念横浜大博覧会」までの、復興の軌跡をたどります。

切手と郵便、そして各種資料によって新たな視点から「関東大震災」を見直した、今までに類のない書籍です。貴重な資料から明らかになる大災害の実態、ぜひ、ご一読下さい!

■震災郵趣研究会・編
■日本郵趣出版刊
■2023年9月1日刊行
■B5判・並製/96ページ/オールカラー

※表紙・誌面は制作中のイメージです。